アフガニスタン、シリア、ウクライナ…。いまだに世界中のあちこちで紛争や戦争が起こり、多くの尊い命が一瞬にして奪われています。平和な日本にいて、私たちは今何ができるのでしょうか?
紛争地出身の外国人講師や戦場カメラマンなど、異なる環境を目にしたことのある講師が、これまで体験した戦争や紛争、差別や偏見の凄惨さについて語る講演プランをご紹介します。
平和の意味について今一度考えてみませんか?

■目次

池田香代子 いけだかよこ

作家、翻訳家

100人の村、あなたもここに生きています

ベストセラーの『世界がもし100人の村だったら』の再話を手がけ、その印税で「100人村基金」を設立し、“基金を必要としている世界中の人たち”の支援活動を行っている池田香代子さん。そんな池田さんが、なぜ戦争が起きるのか、また人権の重要性について、これまでの活動をもとにお話しします。子ども達が今知るべき世界の実情と、日本で生活している事の価値について、優しく、分かりやすく解説します。

人権・平和 環境問題 男女共同参画

主催者様からの声

「普段なかなか考えることのないことを考えさせられました」「とても勉強になり良かったです」「心に響く言葉がたくさん聞けてよかった」などの感想が多く寄せられました。

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落合恵子 おちあいけいこ

作家 クレヨンハウス主宰

平和のバトンをつなぐために 幾世代も先の子どもたちに

子ども・高齢者・女性等、社会構造的に声の小さい側に寄り添った作品多数世に送り出している社会派作家・落合恵子による、心に響く平和講演。アフガニスタン、ウクライナなど、平和の時代にあっても今なお戦争はなくなりません。子どもたちが安心して暮らせる世の中にするために、私たちは何をすべきなのか、一緒に考えていきます。

人権・平和 福祉・介護 教育・青少年育成 男女共同参画

主催者様からの声

感動されて涙ぐんで帰られた方もおられるほど、素晴らしいお話をいただきました。

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神田香織 かんだかおり

講談師

『はだしのゲン』を語って
~戦後生まれの戦中派~

戦争・核の根絶を願い『はだしのゲン』30年も語り続けている講談師・神田香織 さんが、国際情勢が不安定な今だからこそ知ってほしい戦争の現実と爪痕について、情景豊かに語ります。
戦後70年以上がたち、戦争体験者が少なくなりました。戦後世代の現代社会で「原爆投下」という史実を語り継がねばならないのです。『はだしのゲン』を通して、世界の平和について皆さんと一緒に考えていきます。

人権・平和 演芸・演劇

主催者様からの声

いまだに戦争が起こっている現状にマッチする内容でした。戦争の凄惨さ、命の大切さを深く考えさせられた時間となりました。

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國森康弘 くにもりやすひろ

写真家
フォトジャーナリスト

紛争地、被災地、そして看取りの現場から
~命のバトンを受け継ぐために

イラクやソマリア、スーダンといった紛争地や、東日本大震災などの被災地の取材を行うフォトジャーナリスト・國森康弘さん。紛争地や被災地の「悲しい死」を数多く取材する中で、看取り・在宅医療の現場での「あたたかい死」にも遭遇することもあったそうです。「命は有限でありながらも、その死に際して、残る者にその生命力と心、愛情という命のバトンを手渡し得るのだ」と國森さん。「悲しい死」と「あたたかい死」。数々のエピソードと写真スライドを通して、 命の重みと命のバトンリレーについて伝えます。

人権・平和 福祉・介護

主催者様からの声

國森さんが撮影した写真からは、悲しいだけではなく、人の温かさを感じられ、感動して泣いている方もいらっしゃいました。紛争地のお話しも衝撃的で、平和の大切さについて改めて考え直す良い時間となりました。

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永井陽右 ながいようすけ

テロ・紛争解決スペシャリスト
NPO法人アクセプト・インターナショナル 代表理事
国連人間居住計画CVE(暴力的過激主義対策) メンター

テロと紛争の解決にむけて ~新しい紛争解決~
テロや紛争のない世界の実現に向けてあなたができること

大学時代より内戦が続くソマリアの地に赴き、元テロリストたちの支援プログラムを提供している永井陽右さん。これまでの活動を通して見えてきた国際支援のヒントを、紛争地の現状とこれまでの経験を交えてお話しします。永井さんは、これまで一貫して社会の中で排除されやすい“加害者“とされる存在を受け入れ、過激化予防と積極的な社会復帰を支援してきました。本講演では、テロや紛争のない世界にするために、私たちに何ができるのか、考えていきます。

コミュニケーション 人権・平和

主催者様からの声

永井さんの勇気に感銘するとともに、日本にいる私たちにもできる支援についてわかりやすく説いていただきました。同じ若者として、学生も大いに刺激を受けたと思います。

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ナターシャ・グジー 

歌手・バンドゥーラ奏者

ナターシャ・グジー コンサート ~水晶の歌声とバンドゥーラの可憐な響き ~

6歳のときチェルノブイリ原発事故により被爆し、避難生活を送るなか、ウクライナの民族楽器・バンドゥーラに魅せられ、奏者となったナターシャ・グジーさん。2000年より日本で演奏活動を開始し、被災地や紛争地のチャリティー活動も積極的に行っています。ウクライナ人として祖国の現状を語り、平和の願いをバンドゥーラの抒情的なメロディにのせて届けます。

人権・平和

主催者様からの声

ニュースだけでは知り得ないウクライナの現状がわかり、会場では涙を流している人もいました。パンドゥーラの演奏にも感動しました。

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バイマーヤンジン 

チベット出身の声楽家

あなたと心を通わせたいから

チベット人として中国国立四川音楽大学に入学し、在学中にさまざまな差別やいじめを受けたというバイマーヤンジンさん。1994年に来日後、日本で音楽活動を行っていますが、その中でも差別を受けた経験もあると言います。国や人種、宗教や文化に囚われることなく、みんなが理解しあい、平和な世の中にしていくために、何が必要なのかを、会場の皆さんと一緒に考えていきます。

教育・青少年育成 人権・平和 文化・教養音楽

主催者様からの声

私たちの心の奥に潜む偏見や先入観を取っ払い、理解していく姿勢が大切だと思いました。会場ではバイマ―さんの言葉に聞き入っている方も多かったです。

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ピーター・フランクル 

数学者
大道芸人

ワタシは一体ナニジンなんだろう

ハンガリー生まれのユダヤ人であるピーター・フランクルさん。共産主義の不自由さと古くから続く差別に恐怖心を抱え、26歳の時にフランスに亡命。1988年に来日し、以来日本に拠点を移し、タレント活動も行っています。これまでの人生を振り返りながら、みんなが幸せに暮らしていくには、どうすればよいかを考えていきます。大道芸を交えてながら、楽しくわきあいあいとお話しします。

国際化・グローバル 男女共同参画 意識改革 人権・平和

主催者様からの声

テレビでおみかけする通り、楽しいお人柄で、重たいテーマではありますが、子どもたちにもわかりやすくお伝えいただきました。最初の大道芸に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎていきました。

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安田菜津紀 やすだなつき

フォトジャーナリスト

紛争地、被災地に生きる子どもたち
~取材から見えてきたこと~

16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。以来、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進めているフォトジャーナリストの安田菜津紀さん。そんな安田さんが、カンボジアやシリアの現状、難民として生きる子供たちの生活を、現地のスライドを交えながら、紹介します。

人権・平和

主催者様からの声

平和で豊かな国に生きる日本にいて、自分たちの境遇がいかに恵まれていることを改めて感じるとともに、「このままではいけない」という気持ちにもなりました。子どもたちも大きな衝撃を受けていたようで、「支援したい」という子どもたちも多くいました。

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渡部陽一 わたなべよういち

戦場カメラマン/ジャーナリスト

戦場の現場から祈りを捧ぐ
~命の大切さ 互いを愛し、敬いあうこと~

独特の話し方でお茶の間でも人気の戦場カメラマン・渡部陽一さん。1993年、大学在学中に訪れたアフリカのザイールを皮切りに、ユーゴスラビアコソボ内戦、チェチェン紛争、パレスチナ紛争、イラク紛争、アフリカ、スーダン、ダルフールなどさまざまな戦地で取材を行ってきました。これまでの戦地で撮影した現場の惨状画像を交えながら、戦争の悲惨さ、人間の残酷さを伝え、平和について考えていきます。

人権・平和

主催者様からの声

テレビのまんまの語り口でしたが、言葉の一つ一つの重みがあり、紛争地の写真にはとても衝撃的なものでした。子どもたちと改めて平和の大切さについて確認することができました。

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