三宅てる乃 みやけてるの
きもの研究家
三宅てる乃のプロフィール
■職歴・経歴
京都生まれ。西陣で帯地を織る機(はた)屋に生まれる。20歳で結婚したが、3年後に夫と死別。「自分の力で食べていく道を探そう」と26歳で着付け学校に通い始めたところ、営利主義に凝り固まった指導に幻滅。その後、理想の着付け指導を目指して、自力で学校を設立。以来、独自の発想で着物文化に取り組み、注目を集める。国内はもとより、国際的にも「きもの外交」として、外務省の要請でエジプト、フランス、オーストラリア、ベルギー、アメリカ、中国などで、きものの展覧会、きものショーなどを開催。1992年には、外務大臣表彰を受ける。きもの、帯の制作にも意欲を燃やし、「きものブランド」も手掛ける。国内の着物離れに対し、歌えば三分七秒で一人で着られるという画期的な「着付けソング」をつくるなど、着物離れの歯止めにつとめている。和服振興にかける情熱は、きわめて熱い。
■講演内容
“国際交流と和文化”をはじめ、“美と健康”“ボランティア”“高齢化・老人問題”“家庭と家族”などをテーマとした講演では、着物の素晴らしさとともに、心の豊かさの創造にも力を注ぐ。
講演タイトル例
国際交流とその意義
フランス・アメリカ・中国・ベルギー他数十か国にきもの文化の紹介をしてきた。言葉や文化の違いの中で自国の文化を誇りにしながら、各国の子どもに出演してもらい相互理解を深めあ ってきたが、安易な若者の海外留...
プランへ移動健康 健康に美しく装う
健康......薬に頼らない健康法、気功、足の裏健康法等を指導します。 美しく...着物と美容をトータルで考え、取り扱い研究してきた。 装う......家業が西陣帯のメーカーであり、自らもブランド着物...
プランへ移動教育・青少年育成 ボランティア活動を通して見た青少年教育
実父が民生委員や地域補導委員をしている頃、親のいない子ども達を家に引き取り養育していた。そんな環境で学び得た事から自らもボランティアを心掛けてきた。チャリティゴルフ&きものパーティを主催し、基金で七五...
プランへ移動福祉・介護 高齢化社会に向かって老人問題を考える
一年に実父、舅、姑と3人の親を看取り、現在86歳の寝たきり実母を在宅介護。自らが老人問題を抱えている。老いの悩み、老いの苦しみ、老いの楽しみを見てきた。人間の集大成として、いかに健康に美しく老いるかが...
プランへ移動教育・青少年育成 家庭教育からみた家族関係
溢れるほどの情報化社会の中にあって子ども達の揺れ動く心の悩みや淋しさを親や家族はどう向き合っていけばいいのか。一人の母として多くの失敗や成功例を通して赤裸々に伝えたい。特に、海よりも深く、山よりも高い...
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