高見澤たか子 たかみざわたかこ
ノンフィクション作家
ノンフィクション、評論、エッセイなど数多くの著書を出版し、評論家としても活動。また、自らの体験を通して高齢化社会における人間関係、家族の問題、都市問題などを中心に、講演活動にも力を注ぐ。 長い寿命が約束された今、節目、節目で生きる意味で考え、人生の再構築の必要性を問う。
高見澤たか子のプロフィール
■職歴・経歴
東京生まれ。早稲田大学文学部心理学科卒業。
専門は、家族・高齢者問題、医療問題、明治女性史。
ノンフィクション、評論、エッセイなどの執筆、著書多数。明治・大正期の特異な人物の伝記を手掛ける。また、自らの体験を通して高齢化社会における人間関係、家族の絆を福祉・医療・介護の面から捉え執筆、講演活動を行う。1990年より約10年間、日本の介護保険導入に合わせて、ヨーロッパの高齢者福祉の取材を続ける。特にドイツ、オランダの公的介護保険システムや、ベルギーでの先進的な老人医療について詳しく調査、研究を行っている。
日本エッセイスト・クラブ会員、「高齢化社会をよくする女性の会」理事・運営委員、東京都福祉局・東京の介護保険を育む会委員、地方六団体・地方自治確立対策委員会委員など歴任。
■主な著書
『いい年を重ねるひとりの暮らしかた』(海竜社)
『ごめんね、ぼくが病気になって』(春秋社)
『ベアテと語る「女性の幸福」と憲法』(晶文社)
『終のすみかの作り方』(集英社文庫)
『「ときめき世代」の生きがいさがし』(集英社文庫)
『自立する老後のために』(晶文社) 他多数
講演タイトル例
福祉・介護
長寿社会を豊かに生きる
支えあいの社会をめざして
高度成長期の日本が経済発展のために犠牲にしてきたものはなにか?他人への思いやり、他人の考えや存在をきちんと認めること。超高齢者が増える社会を暗いものとせず、豊かに生き抜いていくためには、支えあいの習慣...
プランへ移動福祉・介護 これからの家族と地域コミュニティのあり方
ゆれ動く家族、家族のコミュニケーションをぎくしゃくさせているものは何だろう? かつては近隣の人々の気持ちをしっかりとつないでいた人間関係も、次第に薄れてしまった。これからのまちづくり、新たなコミュニテ...
プランへ移動コミュニケーション
家族を結ぶしあわせ距離
新たな人間関係をめざして
「家庭内人事異動」の提唱。まだまだ人生50年時代のシッポを引きずっている私たちの生活、家族の人間関係もタテマエとホンネの二重構造になっていはしないか。それぞれのライフ・ステージごとに、自分の人生を問い...
プランへ移動福祉・介護
ボランティア活動とふれあいの社会
豊かな長寿社会を築くために
阪神大震災で大活躍したボランティアたち。互いに助け合える社会こそが、ほんとうの豊かさを生み出すことができる。ボランティアとは何か、私たちにどんなことができるのか、またボランティア活動を根づかせ、発展さ...
プランへ移動福祉・介護
高齢社会、だれがどう支える?
21世紀の家族・地域・社会を考える
かつては女性の肩に重くのしかかっていた老人介護の責任、超高齢化社会を迎えたいま、私たちは家族のあり方、また地域がこれからめざすべき方向をしかと見定めなければなりません。 高齢社会の支え手はだれか、妻、...
プランへ移動いかに食べるかは、いかに生きるかにつながる
食卓から新しい文化を発信する スローフードで、生き方を問い直す 対人関係がうまくできない人間が増えている。あるいは家庭内のコミュニケーションの欠如、すぐキレル子どもたち、極端な自己中心主義の大人たち。...
プランへ移動老人虐待・この悲劇の連鎖を断ち切るには
「虐待」とは何か 「老人虐待」が社会の注目を浴びるようになったのは、1994年に行われた高齢者処遇研究会による調査がきっかけでした。当時は「虐待とは何か」という定義も確立されておらず、このときの調査...
プランへ移動福祉・介護 持続可能な「在宅介護」とは
在宅介護の必要条件 「可能な限り、在宅で」というのが介護保険制度の基本であり、また国の方針でもあります。しかし施設への要望は高く、ことに大都市では新しい施設が作りにくいという事情もあって、申し込...
プランへ移動著書・著作紹介
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- いい年を重ねるひとりの暮らしかた|(2014-09-01)
- 「終の住みか」の作り方|(2004-05-28)
- 親と再び暮らすとき―家族で父を看取る|(1988-07-01)
- 「終の住みか」のつくり方 (集英社文庫)|(2008-03-19)
- ごめんね、ぼくが病気になって|(2009-12-01)
- 「ときめき世代」の生きがい探し|(2002-08-26)
- ふたりの画家、ひとつの家: 毛利眞美の生涯|(2023-05-24)