宝井琴桜 たからいきんおう
講談師
女性の地位向上の啓発など、社会派講談を得意とする女性真打講談師。1968年田辺一鶴にスカウトされ、翌年、五代目宝井馬琴に入門。1975年講談界では初めての女性真打に昇格し、話題を呼ぶ。 人権問題、高齢化社会など、社会・時局問題をわかりやすく説き、笑いとユーモアあふれる内容が人気。
宝井琴桜のプロフィール
■職歴・経歴
秋田県横手市生まれ。
家電部品メーカーに就職し、余暇に好きな落語をやっていた時、田辺一鶴にスカウトされ講談界に。
1968年 田辺一鶴に入門
1969年 五代目宝井馬琴門下となる
1975年 女性初の真打となる
■受賞
1995年度 東京女性財団賞
2002年 秋田県横手市文化功労者賞
■講演内容
“戦国武将の妻たちの知恵”“戦国武将生き残り術”“山下さんちの物語シリーズ”の中で、「男女共同参画社会編II」「ワークライフバランス編」「地域でイキイキ編」など、女性問題入門から男女共同参画社会まで楽しく語る講演は好評を博す。「子育て 孫育て 編」 「講談で語る姫たちの戦国」など。
■著書
『張扇一筋ジェンダー講談』（悠飛社）
講演タイトル例
男女共同参画
講談で語る ワーク・ライフ・バランス
～女性が変わる 男性も変わる 社会が変わる～
家庭と仕事の両立というと、これまでは「次世代育成支援法」など女性を支援するものがほとんどでした。 近年注目されているワーク・ライフ・バランスという考えは、女性だけではなく、“男性の意識も変える”という...
プランへ移動男女共同参画
講談で語る近世女性史
明日を拓いた女たち
屈辱の体験から女医一号となった萩野吟子。なにげない平凡な暮らしの中で新しい絣を織りだした井上伝。家庭と仕事の両立をなしとげた与謝野晶子。 等々道なきところに道を切り抜いた元気な女たちを語ります。
プランへ移動男女共同参画 山下さんちの物語・男女共同参画社会編
21世紀、男女がパートナーとして、もっともっと力をあわせ、知恵をあわせ、心をあわせたい。 山下さんちの家族を通して、職場・地域・家庭の中の具体的な共同参画を、講談で楽しく語ります。
プランへ移動男女共同参画 女もいきいき、男もいきいき
人権問題の中の女性問題がテーマ。性別で役割を決めつけたりしないで、もっとしなやかに「性」をとらえたい。 くらしの中のジェンダーをわかりやすく物語で語ります。
プランへ移動福祉・介護 高齢社会のイキイキライフ
21世紀は高齢者の力を求めている。もっと前向きなライフスタイルを。 自分の幸せ利益のために努力することも大事だが、人のため社会のために自分の力をいかすことができたら、本人の幸せではないのか。 60才と...
プランへ移動著書・著作紹介
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