田口まゆ たぐちまゆ
NPO法人Serenity(セレニティ)代表
13歳で父を自殺で亡くした自死遺族の当事者。父の自殺直後の母の自殺未遂や周囲からの差別偏見などに苦しむ。2009年に任意団体「自死遺族への差別偏見を失くす会」設立。2011年にNPO法人Serenity(セレニティ)設立。自死遺族への差別偏見を失くす社会の実現を目指し活動している。
田口まゆのプロフィール
■経歴・活動歴
1973年山口県生まれ。
13歳の時に父が自殺(享年39才)。父の自死は、小さな町にあっという間に噂が広まり、担任の教師からは父の自殺を謝罪するように指示される。母も父の自殺後、苦しみの果てに自殺未遂し、かろうじて一命をとりとめる。その後、短大専門学校を卒業し、派遣や契約社員で働く。
2009年 NHK「日本の、これから」の出演を機に、任意団体「自死遺族への差別偏見を失くす会」を設立。
2011年 NPO法人Serenity(セレニティ)を設立。前日弁連会長・宇都宮健児弁護士が世話人に就任。
東京都後援で、シンポジウム「大切な人を自死で亡くすということ」、連続講座「生と性~それでも私たちは生きていく~」主催。
自死遺族は、社会からの差別偏見に苦しんでいる中、「自死遺族への差別偏見を失くす社会」の実現に向けて、精力的に活動を行っている。高校・大学、教師会、福祉センター、市民講座などにおいても、講演やシンポジウムなどを行っている。
■取材実績
NHK「日本の、これから」「おはよう日本」、産経新聞、週刊女性、福祉新聞、ふぇみん
『自殺を防ぐための手がかり~未遂者の声と対策の現場から』(渋井哲也著/河出書房新社)
講演実績
弊社での実績
会合名 | 地域 | 主催窓口 |
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自殺対策講演会
<受講者への貢献> 体験者の思いや情況や心情を聞く中で、思いを深めるこ…. | 徳島県 | 官公庁 |
こころといのちの講演会
<受講者への貢献> 自死や自死遺族について考えたことのない人にも参加し…. | 北海道 | 官公庁 |
講演タイトル例
人権・平和
大切な人を自殺で亡くすということ
~自死遺族への差別偏見の無い社会へ~
自殺は防げるという社会的な理解が進む一方で、「防げなかったのは私たちが悪かったのだろうか・・・」と悩み傷つく遺族もいます。しかし、必死で心配していても防げないこともあります。私も経験から語ることができ...
プランへ移動スタッフからのコメント
「自死というテーマで抵抗を感じる方もいらっしゃるかなと思っていましたが、予想以上の参加者があり、アンケートも8割以上の方がご回答くださいました。実体験に基づいたお話しを通じ、家族を自死で亡くされた近所の方や知り合い、また自身の家族について考えることが出来たという声が多く、とても実りのある講演会になったと思います。ありがとうございました。」(主催者様からのコメント/2014年度「人権啓発講演会」)