高橋美江
たかはしみえ
美容師/Hair Dresser TiCA オーナー 元ヤングケアラー当事者 子ども食堂「まほうの食堂」主宰
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講師ジャンル
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ソフトスキル | コミュニケーション | |
---|---|---|---|
実務知識 | 経営戦略・事業計画 | ||
社会啓発 | 福祉・介護 | 人権・平和 |
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プランへ移動高橋美江のプロフィール
■経歴
1981年生まれ。滋賀県守山市出身。
1999年 近江兄弟社中・高校卒
2001年 大阪ベルェベル美容専門学校卒
2009年 Hair Dresser TiCA 開業(28歳)
2017年 マルタ共和国へ短期語学留学
2018年 守山市第一号の住宅民泊開始
2019年 民泊運営プロデュース
2021年 大規模な店舗改装と住宅民泊改装
2023年 子ども食堂「まほうの食堂」開始(毎月第3日曜日)
■背景
「人生の価値はどれだけの人と出会ったか」 美容師という仕事を通じて、数多く人の人生に寄り添って生きてきました。ヤングケアラーという子ども時代を過ごして、障がいを持つ両親を支えて生きてきました。 人が考えること(社会)自分が感じること(私)特性や障がいと生きること(家族)、様々な 歪みが重なり合って作り出した今を生きています。それは、まるでパズルの様にどのピースが欠けても自分でないとすら感じています。そんな私だけのエピソードと気持ちをお話します。
両親共に障がい者(父は先天性重度難聴など、母は幼い頃に病気で右眼球摘出)という家庭の 一人っ子として生まれる。幼少期から親へのケア(ヤングケアラー)、周囲から押し付けられた道徳感や世間体と共に生きる。小学校の参観日に、他の家庭との違いを知ったことで、他者との距離を上手く取れなくなり、いじめを受ける。本を読むことで、目の前の現実を忘れることができた。同時期、誰にも話すことが出来ない悩みを抱えるが、障がいを持つ両親に心配をかけないようにと、折り重なる苦悩に蓋をしたことで生きてこられた。その後、ようやくその事を親に話せるようになった時が来たが、近所付き合いも含んだ問題であった為、親は娘の心情に寄り添わずに加害者との付き合いを優先した。親から擁護して貰えなかったことで、今まで親の為に生きてきた半生に深い虚しさを感じる。社会福祉士や臨床心理士からの「親を捨ててもいい」という言葉が、今まで擦り込まれた道徳観から解放されるきっかけとなり、親と距離をとれるようになる。様々な厄介さが重なるヤングケアラー、孤立してしまう子ども。誰もが笑顔の裏に苦しさを隠さなくてもいい社会になってほしいと願って講演活動を行っています。
業務外の講師への取次は対応しておりません。