障がい者問題という表現がありますが、実際には障がい者側の問題というよりも、障害を持たない者や障がい者を取り巻く環境そのものの問題である、という考え方が正しいように思います。 近年は発達障害のように、以前は障害と認識されていなかったものについても、調査、研究がすすめられ、本人自身の問題ではなく生まれながらにして備わった特性であることがわかってきました。 その多くは障害に対する理解が進むことで、ある程度は解決できるのではないでしょうか。 障がい者への理解は、すべての人々がが豊かに生きやすくなることにつながります。

車椅子のJリーガー
~出会いに感謝! 出会いの素晴らしさ~

京谷和幸 きょうやかずゆき
元 車椅子バスケットボールプレーヤー

ジェフ市原(現・千葉)のMFとして活躍するも、交通事故で車椅子生活となる。リハビリで始めた車椅子バスケットボールに魅せられ、パラリンピック4大会連続出場。2012年引退。現在は「サッカー指導者」と「車椅子バスケットボール界の強化・普及」に力を注ぎ、講演・企業のアドバイザーなど幅広く活躍。

夢を持って、行動に移した瞬間に、夢は目標に変わります。 そして目標に向かって行く途中に、必ず出会いが訪れます。出会いは、目標に向かって行く自分を後押ししてくれたり、行き過ぎた自分に「待った!」をかけて… (続きを読む)

子どもたちのSOSを見逃さない
~LD(学習障害)から未来へ~

南雲明彦 なぐもあきひこ
明蓬館(めいほうかん)高等学校
共育コーディネーター
21歳の時にLD(学習障害)の1つであるディスレクシア(読み書き障害)であることがわかる。高校時代より不登校、引きこもり、うつ病など、さまざまな経験をする。子どもがSOSを出せて、そのSOSを大人が見逃さないために何ができるのか。全国各地で講演をしながら、対話を続けている。

高校2年生の時に不登校になりました。21歳の時に学習障害とわかりました。学校では読み書きがうまくできず、恥ずかしくて相談もできない状況でした。不安を隠し、笑顔でいるように努めました。不安そうな顔をして… (続きを読む)

心のバリアをはずして

中野佐世子 なかのさよこ
NHK手話ニュースキャスター
手話通訳士・バリアフリー啓発研修講師 関西福祉大学客員教授
大学で幼児教育を専攻。幼稚園・児童館等での「親子共遊び」や手話ソングの指導を行う。1990年より、介護福祉士・ホームヘルパーの養成に取り組む。現在、幼児・高齢者・障がい者との共生を目指す街づくりのため、各地で講演・研修を行う。NHK手話ニュースのキャスターとして出演中。

最近は「バリアフリー」という言葉が社会に定着してきように思います。しかし、あなたの心の中には本当にバリア(壁)がありませんか? 心のバリアフリーを進めるために、まず障がい者や高齢者のことを正しく知り、理… (続きを読む)

人に優しい地域づくり、街づくり

鈴木ひとみ すずきひとみ
パラリンピック日本代表(射撃)
バリアフリー啓発講師、エッセイスト
ユニバーサルデザインの商品開発・モデル
ミス・インターナショナル準日本代表。パラリンピック射撃日本代表。交通事故で車いす生活になる。障害を持つ以前よりもっと成長した生き方をしたい、を信念に聞いた人が元気になると評判の人気講師。著書『車椅子の花嫁』がドラマ化。現在は、UD商品の開発他、バリアフリーな社会を目指し活動中

高齢者にとって住みやすい街は障がい者にとっても、一般の人にとっても住みやすいもの。 すべての人が元気に生き甲斐をもって暮らすには何が必要か?何か足りないのですか? 日本では、車椅子を必要とする障がい者… (続きを読む)

命の授業
~今の幸せに気づくことから夢はひろがる~

腰塚勇人 こしづかはやと
元 中学校教諭

中学校の熱血体育教師として充実した日々を送っている最中、頚椎(首の骨)骨折という大事故に遭い、「一生、寝たきり」との宣告を受ける。失意の果てに自殺を考えるが、家族や生徒の応援、自身の感謝の心により、奇跡の復活を遂げる。現在、「命の授業」の講演活動で命の大切さを伝え続けている。

体育教師がスキーでの事故をきっかけに、人生も人生観も大きく変わりました。今を自分らしく幸せに生きるためのヒントを普段の生活の中から紹介していきます。  ~「30万人が泣いた奇跡の実話」~  「一生、寝… (続きを読む)

可能性の広げ方

谷 真海 たにまみ
パラリンピアン(陸上・走り幅跳び)

早稲田大学のチアリーダーで活躍していた2001年に骨肉腫を発症。右足膝下を切断し義足の生活となるが、リハビリを経てスポーツを再開。走り幅跳びでアテネ.・北京・ロンドンパラリンピック出場を果たしアスリートとして活躍。障がい者スポーツの素晴らしさを広めるため講演活動も行っている。

チアリーダーとして青春を謳歌していた大学2年生の冬、骨肉腫を発症し義足生活に。足を失った喪失感、絶望感の中、藁にもすがる思いで再びスポーツを始めたところから第二の人生が始まった。 3度のパラリンピック… (続きを読む)

道を進む

片岡亮太 かたおかりょうた
和太鼓&パーカッション奏者

圧倒的なパフォーマンスで観客をひきつける、全盲のプロ和太鼓&パーカッション奏者として活躍。
上智大学を首席で卒業し、社会福祉士の資格も取得。2011年より1年間渡米。演奏はもちろん、体験に基づいたトークを交えながら、自分にしかできない音楽を多くの人に届けたいと活動の場を広げている。


*太鼓の演奏を通じて、音楽とメッセージを届けるステージです。 *迫力ある太鼓の演奏。合間に自身の生い立ち、失明、太鼓との出会い、大学進学、大学卒業後、太鼓の道へ・・・   ■ 失明によって「自身が失っ… (続きを読む)

【講演&LIVE】
さらなる一歩を踏み出そう!
輝く明日を迎えるために

立木早絵 たてきさえ
シンガー・ソングライター

24時間テレビ内で、津軽海峡縦断リレー、トライアスロン、キリマンジャロ登頂など、全盲の少女が前例のないさまざまなチャレンジを行い大きな話題となる。また、講演会でもピアノの弾き語りを行い、その素敵な歌声とピアノが人気を得ている。

生きている限り、私たちには無限の可能性がある。まずは一歩踏み出してみませんか? チャレンジすることの素晴らしさ、困難を乗り越える力、そして人との繋がり。 自分自身の経験を振り返りながら爽やかに、時に力… (続きを読む)

視覚障がい者とフリークライミング
~広がる新しい可能性~

小林幸一郎 こばやしこういちろう
視覚障がい者クライマー

自らも視覚障がいを持ち、障がい者と健常者が一緒に楽しめるフリークライミング(岩登り)の普及に取り組むNPO法人モンキーマジックを主宰。フリークライミングというスポーツの特性を生かした障がい者の自立支援や社会性向上、また視覚障がいそのものへの理解深耕に尽力。

切り立った岩壁や、複雑な形状をした人工壁を、人間の手足だけで登ってゆくフリークライミング(岩登り)。 そんな人間が本来持つ能力を試されるスポーツを、障害のある人もない人も、子どもも人生の先輩も、男性も… (続きを読む)

設立2年目で黒字転換を果たした、
異例づくめの障がい者雇用の取り組み

渡邉幸義 わたなべゆきよし
アイエスエフネットグループ代表

「夢をかなえるノート」=「未来ノート」を書き続けることで、落ちこぼれサラリーマンから脱出。2009年にグローバルITカンパニー(株)アイエスエフネットを創業。履歴書を見ずに意欲のある人間を採用し、社員数は創業10年余で2000名超。現在、障がい者1000名を雇用するべく挑戦中。

2008年に設立した特例子会社アイエスエフネットハーモニー。 障がい者にはIT業務は難しい、という通説もあるが、 ハーモニーでは身体・知的・精神障がいのある社員(そのうち6割が重度障がい者である)が … (続きを読む)

あきらめない心
~前向きに生きることで必ず道は開ける~

伊藤真波 いとうまなみ
元パラリンピック水泳日本代表

看護師を志していた途上の20歳の時、交通事故で右腕を失う。失意のどん底から、親や家族との関わりにより不安や葛藤を乗りこえ、看護師の道に進む。また、パラリンピック水泳日本代表やバイオリン演奏など、「夢や希望」を常に前向きに実現させる。現在、育児をしながら講演活動も精力的に行っている。

看護師を目指す、その途上での事故により右腕を切断。  その後、さまざまな人に支えられ、看護師復帰、パラリンピック出場、結婚、出産と、幾多の困難を乗り越え、夢を実現してきました。 「どのような状況にあっても… (続きを読む)

「難病と障害を持つおやじの子育て」
~辛い時は泣けばいい 楽しい時は笑えばいい~

首藤雄三 しゅとうゆうぞう
一般社団法人笑顔の絆プロジェクト代表理事
笑顔と勇気の配達人
絵本作家
生まれつき右上半身にアザがあり、2015年難病と判明。病気への理解を求め、ネット(facebook)で公開、5700人以上投稿をシェア、24000以上「いいね!」の反響。差別や偏見に苦しむ人の多さを実感し講演活動開始。覆面レスラー風に登壇。アザを見せ、隠さずに生きられる世の中にするため活動中。

39歳で離婚。二人の子どもを独りで育てていた42歳の時、脳出血を発病。 右半身が麻痺し、一生歩けないと医師からの宣告を受ける。 2人の子どもを別々の児童養護施設に預けることを勧められ、 「半年待ってほ… (続きを読む)

見えないから見えたもの
~生きる意味、命の尊さ、感謝の思いを語る~

竹内昌彦 たけうちまさひこ
ヒカリカナタ基金代表
社会福祉法人岡山ライトハウス理事長
社会福祉法人岡山県視覚障がい者協会理事
幼少期に失明し全盲となる。岡山県立岡山盲学校の元教頭。在職中から20年にわたり各地で「いじめ」や「命の大切さ」をテーマに講演活動を行い、その数は2000回を超える。大きな声ではきはきと、そして感情豊かに語り、笑って!泣いて・・・最後に元気が湧き出る講演です。

・中国からの引き上げ船の途上、肺炎。それが原因で完全失明。  ・いじめや障がい者差別など数々の困難に立ち向かう日々。  ・父のエールを受けて、東京パラリンピックで金メダル!  ・大学卒業、盲学校教員、結… (続きを読む)

育つ力と育てる力
~ 私と三人息子は発達障害です ~

笹森理絵 ささもりりえ
精神保健福祉士・睡眠健康指導士上級
神戸市ピアカウンセラー
発達障害ダイバーシティサポーター(R)
32歳の時に発達障害の診断を受け、息子3人もそれぞれに発達障害を持つ。当事者・保護者・支援者の視点から、発達障害の特性や理解や対応をわかりやすく解説するなど、全国で講演活動を行っている。精神保健福祉士などの資格も保持し、テレビ・ラジオ等への出演、神戸新聞など記事掲載も多数。

笹森家は、本人ばかりか3人息子も全員が発達障害。イジメにあったり、学校や病院での無理解に泣 いたり、でもわが子の意外な反応に思わず笑っちゃったり。そんなリアルな体験をもとに、世間の誤解を上手にかわし、… (続きを読む)

ダンスで心のバリアフリー
~車椅子ダンス&車椅子ダンス体験コーナー~

奈佐誠司 なさせいじ
車いすダンサー

日本初プロの車いすダンサーとして『心のバリアフリー』をテーマに積極的に活動。オートバイの事故で下半身麻痺となり、左手の握力も無くなる。現在はバリアフリー・ダンス・ユニット「リトル・ラブ」のリーダー。
持ち前の明るさと行動力でさまざまなイベントや講演で活躍。


高校生の頃からオートバイレーサーを目指していたのが一転、18歳の時のバイク事故で車椅子の生活に。 「もう二度と歩けない!」と告知されたときは、自殺を図るほどの絶望の淵にいたが、車椅子ダンスと出会って以… (続きを読む)

LDの挑戦! 算数0点から新聞記者に
~苦手は得意でカバー 個性を伸ばして生きる~

大橋広宣 おおはしひろのぶ
フリーライター
ディレクター
映画コメンテーター
NHK教育TV「ハートをつなごう」発達障害特集出演を機に、同HP内ブログ「計算できんで何が悪いとや!」を連載(2006~11年)。“バリバリの学習障害(LD)”としてさまざまな苦難に直面しながらも、大学卒業後、地元新聞社記者として活躍。学習障害など発達障害への正しい理解を求めて活動中。

私は、軽度発達障害のひとつである、学習障害(LD)と向き合って生きてきた。LDと一口で言っても人それぞれ。私は、苦手なところを責めず、個性を大切にし、長所を誉めてくれた両親のお陰で、級友のいじめや教師… (続きを読む)

人生は一番じゃなくていい
~生まれてきてくれてありがとう~

松野明美 まつのあけみ
熊本県議会議員
元 オリンピック選手
高校卒業後ニコニコドー入社。デビュー戦の実業団駅伝で1区間で12人抜きを達成。88年1万mでソウル五輪出場、同年日本選手権優勝。その後マラソンに転向。92年初マラソンの大阪国際女子マラソンで当時の日本最高記録を上回る2時間27分02秒の好記録で2位。95年引退。2015年から熊本県議会議員。

一般市民、保護者、教職員、行政職員の方々 (続きを読む)

可能性を信じて~変化する素晴らしさ
~パラリンピックを通して~

高橋 明 たかはしあきら
障がい者スポーツ指導者
大阪体育大学客員教授
障がい者スポーツ指導歴約40年。冬・夏季パラリンピック日本選手団監督・コーチ(5回)、長野冬季パラリンピック以後、開・閉会式のNHKテレビ解説担当。高齢者・障がい者のスポーツ振興と普及に尽力。「障害は社会が作っている」が持論。著書『障がい者とスポーツ』(岩波新書)は障がい者スポーツ指導者のバイブル。

障がい者のスポーツ(パラリンピック等)を通して、生きる力を育み、勇気・元気・やる気の出る講演会をします。 また、人権講演会のような、障がい者のスポーツを通して、人間の可能性、障害への理解と命の大切さなども… (続きを読む)

生きる力は自分の中にある!

長崎圭子 ながさきけいこ
NHK福祉番組アドバイザー

19歳で交通事故に遭い障がい者に。その後社会復帰を果たし、2001年から11年間、NHKラジオ第二「ともに生きる」のキャスター兼契約ディレクターとして活躍。現在は、福祉番組アドバイザーとして制作に携わる一方、地震など自然災害による被災障がい者支援のNPO団体「ゆめ風基金」にて活動中。

私は、ヤンキーから事故によって障がい者となり、社会からつまはじきにされてきました。そんな中でも自分の夢を持ち、自己実現する意志を強くもち(時に挫けつつ)結果、全国放送のキャスターに抜擢。生きる力は夢を持… (続きを読む)

トーク&ピアノ演奏のステージ
~いちばん大切にしたいのは“思いやりの心”~

清水紘子 しみずひろこ
ピアニスト

生まれつきの弱視であったが、7歳で右目を、17歳(阪神淡路大震災の直後)で左目を失明。家族や友人に支えられながら、幼少時から親しんできたピアノレッスンを続ける。大阪音楽大学ピアノ科を卒業し、音楽と共に歩める幸せをかみしめながら、演奏と講演の活動を続けている。

私は、生まれつき弱視でしたが、小学校1年生で右眼、高校3年生で左眼の視力を失いました。幼い頃から、眼の手術をするために何度も入院しましたが、その中で色々な病気で入院している人がいる事を知り、つらいのは… (続きを読む)

学校・教職員・PTA向け講師ガイドブック

システムブレーンは創業以来40年以上、講演会事業についてこれまでに培った豊富な情報とノウハウを、皆様に提供し続けて参りました。常に変化を続ける社会・市場の環境、主催者様・聴講者様の関心やご要望、課題にお応えするため、常に情報収集に努め、一冊のガイドブックにまとめました。今回も、12項目のジャンルに対応すべく、総合冊子として作成いたしました。弊社サイトで非公開の講演料の目安も掲載しています。無料進呈しておりますので、お気軽に問合せフォームよりご請求ください!

合わせて読みたい

【学校・PTA向け】集中力・学力アップ! 受験対策セミナー

子どもたちが生まれて初めての苦難となる受験。長い受験への道は、…

子ども・学生向けLGBTQセミナー

13人に1人いると言われているLGBTQ。昔と比べ、今はさまざ…

【学校・PTA向け】思春期の子どもに寄り添うコーチングセミナー

子どもから大人へとかわる思春期の子どもたち。自分が何ものである…


 他の記事をみる